12月3日(土)

「アーノンクールの旅」

小説家・編集者　　　松家 仁之

 

可喜くらしシリーズ第2弾「旅の風に吹かれて」は美しい建築・デザイン・暮らし方の講演会です。 シリーズ第2期の4回目は 小説家であり編集者の松家仁之（まついえまさし）氏の講演です。

現代日本の名だたる作家に絶大な信頼を寄せられる編集者で、さらに該博な現代的感性と古きものを継承する表現力で、自身のデビュー小説では文学賞を受賞した才人です。
今回はご自身の原点のひとつ、最も尊敬する音楽家・指揮者のニコラウス・アーノンクール氏についてのお話を伺います。

 

「先日亡くなった私が最も尊敬する音楽家であり、指揮者である ニコラウス・アーノンクールについてならお話しできる気がします。バッハ 、モーツァルト、 ベートーヴェン、 シューベルトなどが書き残した自筆楽譜をゼロ から読み直し、修復した古楽器を当時の奏法を推測、再現して演奏し、20世紀後半のクラシック界に測り知れない影響を与えた人です。『音楽は対話である』、『古楽とはなにか』などの名著もあり、彼が音楽をどのように考えていたかを辿ることもできます。」
（松家氏の談より抜粋）

■会場：可喜庵　（鈴木工務店敷地内）東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22

　※小田急線「鶴川駅」北口徒歩8分　※駐車場はありません
　　TEL : 042-735-5771 FAX: 042-735-3323
■定員:40名（申込制）
■参加費 ：各回/一般2,000円　学生500円（ワンドリンク付）

■地図アクセス：https://www.suzuki-koumuten.co.jp/kakian/access

■お申し込み ：kakian@suzuki-koumuten.co.jp （担当：西野）まで
①お名前  ②一般/学生の区別（学生は学校名記入） ③当日連絡先(携帯・メールなど）

①〜③をご記入の上、メールに送信してください。

　　　　　　

 

 
 

---

 

可喜くらし 2nd season

『旅の風に吹かれて』連続企画講演会(全六回)

築百五十年の茅葺屋根の民家でさまざまな分野の講師からその研ぎ澄まされた身体で感じた話を聞く講演会です。テーマは「旅の風に吹かれて」です。「旅」とは日常から離れることでありながら、戻る場所を魅力ある「新しさ」に立ちかえさせるものです。講演を通じてそこから私達の新しい暮らしのありかたを考えます。

連続講演会(全6回)講演日程：隔月(偶数月)第１土曜日開催

■第１回 2016年 ６月11日(土)　 「西方への旅-足と目と手の訓練-」
建築博士・渡邉研司

■第2回 2016年 8月6日(土)　 「建築思考の旅」
建築家・新居千秋

■第3回 2016年 10月6日(土)　 「風を求め、風に吹かれる旅」
コピーライター/編集者・清水宗己

■第4回 2016年 12月3日(土 )「アーノンクールの旅」
小説家/編集者・松家仁之

■第5回 2017年 ２月4日(土)　 「光と風に出会う旅」
パフォーマンスアーティスト・喜多尾浩代

■第6回 2016年 4月1日(土)　 「ルーツを辿る旅」
グラフィックデザイナー・粟辻美早