スタッフブログ
芸術の秋①
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何人かのOBお施主様は、家を建てた後も、たまに会社へ顔を出してくださり、
談笑して、お帰りになります。
現場など、外に出ることがめったにない私にとっては、
それは、とてもありがたいひと時です。
私の年齢の故か、そのお宅が建った頃のことを思い出すと、
時間の経過が、あまりに早いことに驚きます。
そして、弊社で家を建てたお施主様、その工務店で働く一従業員という垣根を越えて、
こうやって、たわいもないことも談笑できる御縁に、本当に、心から感謝です。
常日頃私は、住まいというものは、その人の人生、生き方に、とても近いものだと感じています。
ですから私達は、とてもプライベートな処と接しているわけですが、
いつもその道が、平坦で、穏やかではないことは、誰もが経験するところです。
ですが、得てして、弊社OBお施主様は、
いつも前向きでいらっしゃる方が、とても多いように思います。
何かを勉強中であったり、何かを始めようとしていたり、
時には病気と戦っていたりと、そんな様々なことを抱えていても、
微塵にも顔に出さず、大人の笑顔で、余裕綽綽・・・。
いつも、つい顔に出てしまい、ドタバタな西野は、
そんなお施主様達とお会いする度に、これではいかん!と反省しております。
(なかなか学習とまではいかないようですが・・・)
そのたくましいお施主様のおひとり、K様の陶芸の作品展を、
昨日(10/30)観に行ってきました。
パン作りをずっと勉強なさっていたと思っていたのに、
いつの間にかコーヒー豆の焙煎をも習得なさって、お店をオープンしたかと思いきや、
その傍ら、もう20年間も、陶芸の勉強を続けていたなんて・・・ほんと脱帽です。
その作品は、K様のお人柄が出ているような、ほっこりと温かいものでした。
先生との”出会い”が良かったから、20年間続けてこれたと、
謙遜しておっしゃるK様・・・私も、そんなK様との”出会い”に、
感謝せずにはいられない、素敵な日曜日となりました。(西野博子)