企業信条
サービスポリシー
持続的で喜びに満ちた暮らしの場を、継続的に提供します。
5つの約束
・コミュニケーションを大切にし、信頼関係を築きます。
・お客様のニーズと土地の特性から最適解を導き、仕事に反映させます。
・技術を磨き知識を更新し、安らぎも驚きもある住まい作りに活かします。
・公正で明瞭な見積りとスケジュール管理を通して、納得のいく仕事と納期を実現します。
・引渡し後も継続的なお付き合いを通して、安心と暮らしの知恵を共有します。
鈴木工務店が目指す家
- メッセージロゴと企業タグライン
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「建築は凍れる音楽である」。2010年に私たちは先人のこの明言を「物語織り込み 旋律奏でる家」というタグラインを通して表現しました。
家を建てる過程には物語があります。建て終わりお引き渡しの後も、暮らす家には物語が刻まれていきます。末永く住まわれる家には住まい手の記憶を留め「織り込みゆく」ものです。また「織り込まれた」記憶は、暮らしの中で何度も追体験されます。それが「家が音楽(旋律)を奏で、思い出を再生する」というイメージです。
私たちがお手伝いして建ててゆく家。そこに住まわれるお客様の暮らし。そこからは、当然のように楽しい音楽が漏れ聞こえてくる。それが鈴木工務店が目指す家づくりです。この楽しい家のイメージは、当社の「メッセージロゴ」と「タグライン」の両方に反映されています。
- タグライン:ものがたり 奏でる家
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「物語織り込み 旋律奏でる家」を、より親しみやすくしたものが「ものがたり 奏でる家」です。これが設計と施工の両方に強みを持つ当社の新しいブランド、Suzuki Design & Buildの鈴木工務店の新しいタグラインです。
- メッセージロゴ
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Suzuki Design & Buildのメインのシンボルとなるロゴです。ここにご紹介致します「新・山喜ロゴ」を中心に、当社の特徴をあらわす要素をちりばめました。このメッセージロゴの要素ひとつひとつには意味があり、それらの実現を目指すのがSuzuki Design & Buildです。
- 新・山喜ロゴ
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「山喜」の印は初代喜三郎が採用。現在も当社の大工たちが羽織る印半纏に染め抜かれています。葺きなおされた可喜庵の茅葺き屋根にも見ることができます。あたかも屋根の下に喜びが集っているようにも見える「好い住まい」の象徴であり、「温故知新の家づくり」にも相応しく、モダンによみがえらせました。
「新・山喜ロゴ」の周囲にちりばめられた要素
SUZUKI DESIGNのレタリング
S・U・Z・U・K・Iの文字には、以下のようなSuzukiDesignの六大特性の意味が込められています。
「S」は「持続可能性」(Sustainable)を、
「U」は「住まい手本意・使い勝手のよさ」(User-centered/friendly)を、
「Z」は、「ゾーニングの妙」(Zoning skills)を、
「U」は、「家を建てるという比類のない喜び」(Unparalleled joy)を、
「K」は、「構造・構法・木の知識」(Knowledge of Kozo/Koho/Ki)を、
「I」は、「賢い暮らし/革新」(Intelligence/Innovation)を、
それぞれ表しています。鈴
鈴木の「鈴」。5つの鈴で鈴木工務店の「5つの約束」を象徴しています。
木
鈴木の「木」。日本建築の主要な材料であり当社が精通する木材。モチーフとした甲骨文字は三鈷杵(金剛杵)の形状で、それは「ひとつの世界」に終わりをもたらすイカヅチであり法具として伝えられています。〈温故知新〉でありながらモダン。「創造のための破壊」の含意もあります。
工
工務店の「工」。設計・施工、家づくりに必須な技巧や技術。日々磨かれていく匠の技。甲骨文字を図案化することにより、「工」は毎日の水遣りで大切に育てていく苗、双葉を広げ萌え出てくる植物をも模し、「育て培ってゆく技」の象徴としています。
コミュニケーション・継続
手話の世界では両手の人差し指と親指でつくる二つの輪で「コミュニケーション」を表現します。お客様とのコミュニケーションはもちろん、次世代に伝えていくべき理想・理念の継承や事業の継続性も表しています。
ナチュラル記号
「音楽が聞こえてくる家」らしく、ロゴにはいくつもの楽譜の記号もちりばめられています。この記号は「ナチュラル」と呼ばれ、「本来のすがたに戻す」意味です。自然素材、無理のない自然な家づくりなども表現。
太陽とフルール・デ・リ(三位一体)
楽譜上の「ペダルリリース」の記号は、ピアニストにとってダンパーペダルを放したり踏み替える箇所。ここでは新たなフレーズの開始が転じて「新たな一日の始まり」や、見た目の通り「東から昇る太陽=日の出」を表しています。
この太陽のマークを囲むように配置される3つの記号は、「フルール・デ・リ」と呼ばれる三弁の花(百合)の伝統図像で、原意は「三位一体」。槍の先端(スピアヘッド)の形状でもあり「先端性/先進性」も伝達。三位一体は、「設計・木材・大工」「設計・施工・アフターケア」「施主・スタッフ・職人」「時間・空間・人」など、様々の「三者一体の家づくり」を暗示しています。月・フェルマータ記号
「フェルマータ」は、音符や休符の記譜上の「定量時間の延長」の意味に転じた記号です。デザインの工夫を通して三日月形の扱いにすることで、「一日の労働の停止」と「夕べの生活」の始まりを暗示しています。それは当社の目指す「持続可能性」や「安らぎのある家」の象徴です。
雲気・雲
後に「雲」の文字へと転じる「云」の甲骨文字で、道教においては天命・天意の象徴、西洋においては神の住処、兆しを読み未来を占うものです。世界を巡る風が「目に見える雲」によって表現されるため、天空の図像には不可欠な要素です。
火の鳥
西洋ではフェニックス(不死鳥)、東洋では鳳凰として知られる伝説上の鳥です。死と再生を繰り返し永遠に生まれ変わり、人の生を見守る存在で、生活に必要な暖や光となる炎の象徴です。ロゴの中心上部に配置されることで、鈴木工務店の家と住まい手を見守り、またSuzuki Design & Buildの存在を伝える語り部の役割を果たします。
音符
音符は、家から漏れ聴こえてくる音楽/旋律、転じて「豊かな暮らし」の象徴です。これは「複付点四分音符」と呼ばれる音符ですが、苗に水をやる柄杓のように図案化することで、住まい手の育むものや生活の潤いも表現しています。
休符
ほっと息(ポーズ)がつける、安らぎの時間と空間。
- コーポレートカラー
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ロゴ全体の深い橙色は柿の色。古くから親しまれ、日本の多くの家庭で育てられた伝統果実の柿。豊饒と知恵、原風景、可喜庵(鈴木家)の敷地内にある「温故知新」の象徴です。
- ボーダレス
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メッセージロゴ全体はボーダーレスなデザインです。境界線がないことで、《新・山喜》が表現する鈴木工務店の象徴的中核としての〈可喜庵〉が、多くの人々にとって共通の〈ふるさと〉として、原風景として、またコミュニケーションの中心として働きます。垣根のないコミュニケーションにより、施主と協同で建て、住みこなされる家からも「喜び」が外に漏れ出し、周辺へと広がっていくことへの期待が込められています。