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また一つなくなる
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先日母校に用事があり出向きました。
母校には新しい校舎が建っており、新鮮な気持ちになりました。
その横で、建築家山田守が手掛けた校舎が取り壊されており、
大変むなしく感じ、また一つ記憶が無くなることに損失を覚えました。
特徴であった滑らかなスロープ、スクラッチされた外壁等非常におしいものをなくしました。
まだ、同じ形状の校舎が6棟残っていますが、群で残してほしかったというのが個人的な意見です。
建築は住宅を含め、使いながら記憶を継承し残していくというのが私の理想論です。
あくまで理想論なので、問題はたくさんありますが。。
北條 巧