１０月最後の土曜日は、Ｏ邸の “施主を囲んで” が開かれました。

弊社ＨＰの設計プロセスにも掲載している通り、着工直前に開かれ、大工、電気、水道、板金、塗装など、これから家づくりに携わる人々と、お施主様との、初めての顔合わせです。

この日のように、可喜庵にて、夜の宴のカタチがだいたい多いように思います。手前味噌になりますが、他社にはない、素敵な催しだと自負しております。

実はこの “施主を囲んで” の前、つまりお施主様が到着する前には、設計、大工、業者さん達だけで、安全会議と言いまして、工事に関しての打ち合わせを開いております。現場の駐車場の確認、工程の確認などが話し合われるのです。

“施主を囲んで” の用意をしながら、脇で開かれているこの安全会議に立ち会うことが多いのですが、正直、ちょっとドキドキしております。

工事に関して、みな、それぞれ真剣な想いがあるからなのでしょうか･･･総務の西野には、喧嘩？とまで感じてしまうことがあるんです（笑）

初めてそのような場に遭遇した時、心配になり、“施主を囲んで” が終わってから、個人的に仲良くさせていただいている、ルナファーザーの佐原さんに、会は和やかに終わりましたか？と尋ねたことがあります。現場に慣れている彼女は、一笑して、『西野さん大丈夫よぉ～みんな良くしたいんだから』と言ってくださり、安心いたしました。

その安全会議の熱気が冷めやまないまま、ひき続いて “施主を囲んで” が開かれるわけですが、そんな訳からでしょうか･･･お施主様が入られる時は、みな、少し緊張がちの面持ちのように感じます。

でも食事を囲み、会も終盤にさしかかると、和やかな雰囲気となり、最後は記念写真を撮り、お開きとなります。さぁ～これからＯ邸の工事が始まります！（西野博子）