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ー手仕事ー 作陶展 in 可喜庵
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本日(11/19)より、24日まで、永島正雄様と瀬戸成幸様の作陶展が、可喜庵にて開かれております。
初めて永島様が可喜庵に訪れた時は、中学校教師を退職なさったばかりの頃で、
自分みたいな素人が、恥ずかしいのですが・・・とはにかんでおっしゃっていたのが印象的でしたが、
先ほど見せていただいたら、日々の生活の中に置きたいものばかりで、
改めて6年の月日の経過を感じました。
コンセプトにあげている『日々の食卓を手仕事の器で美しく』ということが納得出来ます。
今回ご一緒に展示なさっている瀬戸成幸様の作品も、手で一つ一つ掘っていったという幾何学的な模様の素敵な作品でした。されどご本人は、冷却還元で特徴のある作品をお披露目デビューさせたかったのに、残念なことに粘土の対価温度の間違いで、そのほとんどを割らせてしまったとのことで、少し不満げでいらっしゃいました。
(価格もリーズナブルでした)
それにしても、過日の戸田さんの作品の時の『手で考える』ということといい、今回の『手仕事』といい、手ということに改めて考えさせられている最近です。
おおげさかもしれませんが、『手』は文化であり、まさしく人間という証であるような・・・
設計、施工、木材店の弊社、手で考え(設計)、手で造り(施工)、手で選ぶ(木材店)。
日々のお施主様の生活が、まさしくそこにあると確信しております。(西野博子)