先日 もくよう連の研修で 建築家の益子義弘先生と共に益子先生の作品をまわるツアーがありました。その中のひとつの 裏磐梯のホテリ・アアルトでの一言。
もともとは築40年の保養所をリユースした建築とのことでしたが、とてもそのようには見えませんでした。はずせない柱をとりこみながら 13室の客室はすべて違うプランに設計され、柱もそのまま見せるのではなく細かい工夫がされていました。
「ホテルであり住まいである」というコンセプトのとおり、とても落ち着いた空間がつくられており、随所に参考となるところがありました。 田中 博