”中村好文さんと巡る韓国の旅” Ⅲ

同行したもくよう連の人達がみな口を揃えて言っていたことが、

帰国したら絶対太っている~でした。

そう食事内容がとても充実していて、本当に幸せな毎日でした。

 

それもそのはず・・・

今回の旅の案内人は、チェジウン(崔智恩)という方で、
ソウル在住の韓国料理家、韓国文化コーディネーターを仕事としている方でした。

 

「朝鮮王朝宮中料理研究院」で韓国の宮廷料理を学び、

その後、師である韓国の無形文化財の故・黄慧性 さんの助手を5年間務め、

宮廷料理のみならず、韓国各地の郷土料理や精進料理を訪ね歩いて造詣を深めたようです。

 

現在はその経験を生かして、韓国文化コーディネーターと して活動し、

日本の雑誌や書籍などで、韓国の食文化や伝統工芸を紹介したり、

料理家として、レシピ本も日本で多く出版しています

著書に『体がよろこぶ韓国スープ』(文化出版局)、『崔さんの
おかず』(小学館)「空想食堂」などがあります。

 

信条は「おいしい料理 は人を幸せにする」。

偶然にも、弊社社長が先週の朝礼で

「いい家に住めば豊かになる」と言っていたことと、

何となく相通じるものを感じます。

 

料理のみならず、食卓を彩る韓国伝統の器や工芸品も含めた食まわりの文化を、

確かな目で伝える仕事ぶりにファンは多く、

日本の料理家 や文化人、アーティストとの交流も広いと、

筑摩書房HPでは彼女のことを紹介しておりましたが、

その『確かな目で伝える仕事ぶり』というのに納得です。

 

というのも、食事したところが、全部が全部予約されていたわけではなく、

ころころ変わる日程に合わせて、彼女が電話して手配している姿を、

私はバスの中で、まのあたりにしていたからです。

 

旅の最後のランチの後、その美味しさに、感謝の意を伝えると、

「どうせ食べるならせっかくだから・・・」と、

可愛く微笑みながらサラッと言った彼女を、私は生涯忘れないでしょう。

そして『確かな目で伝える仕事ぶり』は、

私達家づくりにおいても大切なことと、改めて感じた次第です。

(西野博子)

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追記として、下記の情報も上げておきます。

チェジウン(崔智恩)さん、この夏訪日し、下記イベント開催予定です。
~ 6th exhibition lee gee jo ~
8 月12日(金)

チェ・ジウンさんによる、韓国伝統のお茶とお菓子のおもてなし
開催期間 8/12~9/11
開催時間 11:00-18:00 毎週月曜定休(月曜祝日の場合は火曜)
会場 factory zoomer/gallery *21世紀美術館の近くです。
〒920-0962 石川県金沢市広坂1-2-20

t.076-255-6826  f.076-255-6827

 

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