私事で恐縮ですが、10月に入って、
社会人1年生の娘が、遂に家を出て、一人暮らしを始めました。
同居している80歳の母が、ポツンと言いました。
「これでもう、仁美ちゃんも、お兄ちゃんと同様、
二度とこの家に戻ってくることはないね」と…
その言葉がいつまでも耳から離れず、熱くなりました。
部屋主が不在の、ガランとしたお兄ちゃんの部屋と仁美の部屋を見ていて、
無償に掃除がしたくなりました。
この家が愛おしくなったのです。
たくさんの彼らの友達がこの家に遊びに来たり、
様々なシーンが走馬灯のように脳裏に浮かびました。
2人はこの家で育ち、この家に育ててもらった。
だから今日は今までの感謝を込めて、丁寧に家中を掃除しようと・・・
で、結局、朝9時から夜9時までかかってしまいましたが・・・
縁あって、住宅に携わる仕事をするようになって、
やはり圧倒的に多いのは、お子様が、小学校を入学されるのを機に、
新築するというケースです。
いつの日か、お施主様のお子様達が、大人になって、独立していく時、
弊社の家が、家族の歴史と共に存在するような、
そんな温かい家を、供給していきたいと、改めて思った次第です。
温かいといえば、今週土曜日15日に行われる住まい教室は、
断熱材など、実際のものを目の当たりすることが出来るので、
わかりやすい、又とないチャンスだと思います。
小学校入学を機に、家作りを考えている皆様も、
どうぞ、ご参加お待ちしております。(西野博子)
娘の最初の家は、明大前のシェアハウス
元学生寮だったのものを
女性用シェアハウスに、リノベーションしたようです
とても古い建物です