ゆりかごからはかばまで

住む住宅は人それぞれ、個性や思いがかたちにあらわれます。日本の墓地を見ると、羊羹型の均一な墓石が均一に並んでいます。生前の栄華を誇るような古墳を造営するのも問題ですが、住む場所も少ない日本においては、コンパクトで奥ゆかしいことが美徳とされるのかもしれません。現在工事中のお客様の墓所は、弊社先代がデザインしたものです。韓国や各地の調査を行い、破風墓(はふばか、家型の墓)のデザインとしています。「○○家之奥津城(おくつき)」の文字が刻まれていますが、古代日本では墓をそう呼んだそうです。(小栗克巳)0018

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です