先日の日曜日、六本木で開かれたワインセミナーへ参加してきました。
この手のたぐい、結局のところ最後は酔いが回って、
あぁ~美味しかった!で、終わってしまい、
なかなか頭に、知識が残ってくれないのですが、
その日は、工務店勤務で、木を扱う者としては、なかなか嬉しい学習でした。
ワインのセミナーではありましたが、
収穫し終わったワイン用のオーク樽の中に、
10年間、別の樽で熟成されていたシングルモルトウイスキーを入れ、
あらたに2年半追加熟成させたものが、出されました。
それはまだ開発中の非売品で、もっか冒険中とのことでしたが、
しかしおかげで木の存在、そう、樽に気がつきました。
灯台下暗し・・・反省です。
ワイン樽のほとんどがオークのようですが、
中には杉もあると聞き、思わず、
柔らかいH邸のフローリングが頭に浮かび、驚きました。
樽を焙ることも始めて知りました。
焙り加減は,軽くトーストする程度から,
表面が炭化するまで強く焼くチャーまでさまざまのようです。
その他、新樽のことなど、奥が深く、
ワインと木材の、繊細で、そのドラマティクな関係に、感嘆いたしました。
そして改めて木は、ホント生きているなぁ~と実感!!
もちろんワインもですが・・・(西野博子)