町田市立美術館で5月6日まで開催されている「旅する ヴェネチアン・ビーズ」展を見てきました。ビーズと言えば、子供の頃姉たちがプラスチックかガラス球で首飾りを楽しむ様子が記憶にある程度で、さほど期待もせずに出かけました。
ヴェネチアン・ビーズのもとになるガラス産業は、ヨーロッパで最も早く13世紀から14世紀の間にヴェネチアで興り、20世紀にいたるまでそのビーズは「量、質、多様性のすべてにおいて世界市場に君臨した」そうで、「小瀧千佐子コレクション」を通して紹介されています。種類の多さ、表現の違い、色遣いを何世紀にもわたる歴史の変遷で堪能できました。
4月8日付日経「The STYLE」が、戦後70年で世界中に広まった日本のシーズビーズを「知られざる日本の宝・Japanese Beads」と特集していました。そこに、手触りは滑らかで、ツヤがキレイと「粒のそろい方 色の安定感 日本製はビーズ界のロールスロイス」だそうです。
入館料は、300円(中学生以下は無料、障がい者は半額)
毎週月曜日が休館日、開館時間は午前9時~午後4時30分