工房の改修工事でご縁をいただいたクラフト工房「ラ・まの(スペイン語で“手”の意味)」におじゃましました。鶴川の住宅街に残る竹林の小山の中に、築100年の民家を利用したアトリエと染織工房、綿花畑があります。ラ・まののでものづくりに励むのは、20数名の障害をもつ人たちです。細やかな刺繍や天然染料を用いた手のかかる染の工程に根気よく取り組まれていました。
また、そのクオリティの高さには驚くばかり。染め物のこいのぼりは毎年完売の人気商品です。ほかにも、てぬぐいやスカーフ、バッグなど、オリジナル商品はどれも時間をかけて丁寧につくられていて、しかもかわいい!見ているだけでテンションが上がります。畑野も母の日のプレゼントに草木染めのアームウォーマーを購入しました。ちなみに、各種商品はラ・まのアトリエ、イベントなどで購入できます。
ラ・まのを切り盛りするのは施設長の高野賢二さんです。染色の勉強をされ、施設運営のほかイベントの企画や作品のデザインも手掛けています。今回の訪問では、鈴木工務店がサロンとして運営する可喜庵企画とのコラボレーションのご相談もさせていただきました。染織のラ・まのと木(工)の可喜庵(鈴木工務店)とで、オリジナルの催しを開催する計画です。お知らせできる時期が来ましたら、ホームページなどで告知させていただきます!
また、ラ・まのアトリエに弊社制作の小冊子『かきのたね』やイベントチラシを置いていただいています。ぜひ、手に取ってご覧ください。もちろん、鈴木工務店にもラ・まののチラシがありますので、鶴川駅からの帰り道など、ご興味がございましたらお気軽にお立ち寄りください。
下記チラシは東京2020公認文化オリンピアードとして、東京都、アーツカウンシル東京などが実施しているプロジェクトのレポートです。ラ・まのも「手のプロジェクト-綿と糸..-」で参加中とのこと。1年かけて綿花畑から糸づくりまでを行います。チラシは3月には実施された第1回目の報告が。第2回目は5月20日(日)に開催です。詳しくはラ・まのblogをご覧ください。(畑野)
http://la-mano.seesaa.net/archives/201805-1.html