8日(土)9日(日)と開催された相原町の建物完成見学会から報告です。晴天に恵まれ、東京西端部に位置する会場へご来場の皆さまには、丹沢山系の眺めとともに住空間を堪能していただけたことと思います。貴重な休日のひととき、お越しいただきました皆さまへ感謝申し上げます。
さて、今回の建物は、構造材に紀州和歌山で江戸時代より林業を営む山長商店の杉材を使用しています。見学会初日には、山長から講演者を招き山林と木の話しのセミナーを開催しました。山、木、日本の自然を育てる過酷さと使命感、達成感が伝わる熱い講演に、ご来場の方々も耳を傾けていらっしゃいました。
丹精込めて育てられた強い木、その木を使って丁寧につくり上げた家。そこで刻まれる家族の暮らし。すべての営みはつながっているのだなぁ、と改めて思う見学会なのでした。
次回は、10月13日(土)「家・暮らし見学会」を開催します。築7年のOB住宅を訪問する貴重な機会です。詳しくは、HPで発信していきますので、ぜひチェックしてください。 (畑野)