クレーン職人の仕事

南町田の現場から。今日は隠れた職人技を紹介します。クレーンを使って、建材を高所へ安全に届ける仕事です。一気に構造材を組み上げる建て方で、現場の作業効率と安全を左右するのが、そのクレーンを扱う職人さんなのです。木工事の期間中現場にいる大工とは違い、建て主さんでも接点をもつことはあまりないのがこの仕事。そこで、次号の『かきのたね』では、鈴木工務店と20年来いっしょに仕事をしているクレーン職人の村山さんに登場願います。家づくりを支える縁の下の力持ち的存在とその仕事をお伝えしますので、どうぞお楽しみに。

三差路の頭上は、3方向から電線が集まります

ちなみに、南町田の現場は三差路に面していて、前面道路の頭上に3方向から電線が集まります。込み入る電線の真横で、クレーンの角度や高さを確認しながら慎重に建材を吊り上げ、木組みの上にいる大工とコンタクトを取りながら、静かにゆっくり荷を下ろしていくのです。

荷下ろしのタイミングなどは、受けての大工と手振りでコンタクト

建材が電線や建物に当たらないように慎重にクレーンを操作する村山さん

やりがいや気を付けるポイントなど、仕事に対するさまざまなこだわりも教えてもらいましたよ。詳しくは、11月下旬発刊の『かきのたね vol.33 秋号』をご覧ください。  (畑野)

 

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11月13日(土)は町田市広袴町にてOB住宅の見学会を行います。詳しくはこちらへ