加工場前にてウッドロングエコ塗り1回目。ご夫妻で黙々と作業に没頭中

南町田で施工中のＭ邸のお施主様夫妻が、鈴木工務店の加工場前にてＤＩＹに励まれました。バルコニーと外壁の一部に張る杉板にウッドロングエコを塗る作業です。木材の腐食を防ぐ自然素材の保護剤で、塗りたては緑みを帯びた濃褐色で、経年するとシルバーグレイに変化していきます。

左が塗布済。右が未塗布の杉板

はじめはおそるおそる刷毛を動かしていたＭさんですが、もともとＤＩＹ志向のお二人なのであっという間に要領をつかみ作業は順調に進んでいました。一度塗りでは浸透にムラが出来ても、二度塗りでしっかり均一に仕上げていきます。

切りそろえた杉板は木表と木裏に分けて保護剤を塗布します

杉板は前日までに大工が切りそろえ、木表と木裏が分かるように並べてあります。ちなみに、年輪の外側にあたる面が表で、芯側が裏です。それぞれ反りの方向などにクセが出るため、使う場所で分けて仕上げをする必要があります。職人のサポートを得ながら、できるところを住まい手がＤＩＹするというのは、効率が良いと同時に職人の知恵や技術に触れられる体験としても価値がありそうです。

ＭさんがこれからトライするＤＩＹその２は、寝室の珪藻土塗りです。その様子は、また後日レポートします。お楽しみに！　　　（畑野）