先週末に開催した「家・暮らし見学会~住んでいる人に聞いてみよう」は、無事に終了しました。ご来場の皆さま、ご協力いただきましたお施主さま、お忙しい中ありがとうございました。
お施主さまの生活空間を訪ねる見学会は、家づくりの経緯や実際の住み心地など「住まい手のリアルな声」を聴ける貴重な機会です。しかも、今回は二世帯住宅。見学しながら、また、会のまとめ時にコーナーを設けてご参加の皆さんから質問をもらいました。
「二世帯住宅で生活音は気にならない?」「生活時間の違いは大丈夫?」「上下階エアコン1台でまかなっているって本当?」「床があたたかいのはどうして?」「木をたくさん使っているけれど日頃のお手入れは?」などなど。なかでも、「住んでみて想定外だったことは?」との質問は、これから家づくりをする人にとって気になるポイントをついていますよね。「住んでしばらくの間、夜静かになるとパシッと木の動く音が響くんです。自然素材の特徴だとわかっていたつもりでしたが、結構な音に驚きました」とお施主さまは答えてくれました。その他に施工中のエピソードなど、家づくりに想定外はつきものであることがよくわかるQ&Aになりました。それから、「これは絶対に外せないというポイントと、割り切って諦めたことは?」などの質問も。これに対しては、「後から更新できたり導入できる設備などは減額対象になりました。薪ストーブも入れたかったけれど、今思うと薪を割っている時間はまったくなかったので、なくて正解だったかな(笑)」とも。
住まい手の生の声ほど参考になるものはない!と改めて感じる見学会でした。今後も折を見て開催しますので、ぜひイベント情報をチェックしてください。(畑野)