パッシブ設計のいえづくり

はじめまして

今日からブログデビューします。設計担当の遠藤です。

設計担当の視点から鈴木工務店のいえづくりの魅力を発信してゆきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

先日パッシブ設計の勉強会に参加して参りました。

自然エネルギーを効率よく利用して、快適に過ごすための住まいづくりです。

断熱、気密、日射、通風などの基本的項目の計算をして

どのような建物形状、材料、設備を使用するのが最適かを検討してゆきます。

そのように設計された住まいの快適性を、お客様にご理解頂くために

日頃から様々なシュミレーションツールを活用しているのですが、

まずは鈴木工務店のいえを体感して頂くのが一番だと思っております。

百聞は一見にしかず。

 

パッシブデザイン設計のモデルハウス「家の展示館」

 

例えば常に肌に触れる床材--鈴木工務店では無垢の床材を使うことが多いのですが、

見ための良さ、肌触りはもちろん、複合フローリングと比べてとても温かいというメリットがあります。

木には水が通る道管がありますが、乾燥させると道管内部が空洞になります。

その空気層が断熱層になり温かさを感じるというわけです。

仕上げ材でありながら断熱材の役目も担っているのです。素晴らしい。

 

無垢の木材で仕上げた室内

 

木材の中でも杉などの針葉樹は広葉樹に比べ道管の割合が多いため、より柔らかく温かくなります。

柔らかいため傷に弱いというのがデメリットでありますが、それも「味」。

どうしても傷が気になるという方は広葉樹という選択肢もあります。

様々な木にそれぞれ個性があります。

木の性格をみながら適材適所選定していく工程は家づくりの楽しみの一つです。(遠藤)