クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime

六本木 新国立美術館へ行ってきました。

本展は、大阪から始まり、

六本木、そして長崎と巡回されるので、

その都度、クリスチャン・ボルタンスキー自らが

3つの会場に赴き、

その会場での空間を、構成し直す様です。

彼曰く、 「私は空間にとても関心があるのです。

ですから建築家のように空間を構成してきました。

仕切りの壁も私がすべて考えたんですよ」 とのこと。

日頃、社長はじめ設計の者たちが、

空間、空間と言っているように、

ある意味建築的な体験かもしれません。

作品ひとつひとつが、

まるで迷路のように配置され、

流れるような空間の中において、

不動に感じるものは、死・・・

でもそのことを感じた途端、

生きていたものの、動きを感じるといった

摩訶不思議な「空間」であり、

「体験」でした。

六本木は、9月2日まで開催されております。

(西野博子)