4LDKのマンションを回遊動線をもつワンルーム空間へ。風通しがよくなり、北側居室窓の結露も解消
2--Design & Build ( 設計・施工)のメリット
鈴木工務店のリノベーションでは、Design & Build (設計・施工)のメリットを提供しています。リアルな家づくりを知る建築士と現場監督の存在、専属の職人と連業者との連携は新築同様に重要です。既存建物を生かすリノベーションでは、解体して初めてわかる問題もあり、現場での納め方やアイデアも求められるため、設計と施工の連携や問題解決能力は新築以上に重要かもしれません。だからこそ、住まい手にとっては実績のあるつくり手との出会いが大切なのです。
ここからは、リノベーション申し込みまでの流れと、施工へ続く設計提案の特徴の一部をご紹介します。
○ご相談
●見学会、セミナーへの参加
●インスペクション(建物状況調査)の実施と調査報告
●設計カード&インタビュー
●ファーストプレゼンテーション
○お申し込み
ご相談のあと、実際の空間を見学会等でご覧いただき、納得いただいた方のみプレゼンテーション(設計提案・概算見積もり)へと進みます。インスペクション以外は、新築プロセスと同じように要望をじっくり「聞く」ことに重点をおいた流れとなります。※プロセスはこちら
鈴木工務店のインスペクションに特徴があるように(SUZUKIのリノベーション1参照)、設計提案にも特色があります。暮らしと住宅性能の向上(SUZUKIのリノベーション1参照)と、将来に渡り「手のかからない」家づくりを実現できることです。
手のかからない家とは、次のメンテナンスまでの期間が長いことを意味します。鈴木工務店では、インスペクションの時点で劣化の生じた原因を検証。どの建物にも共通する経年劣化のほかに、立地環境や暮らし方など、家それぞれに異なる原因も考慮したうえで、傷みにくい家を提案します。
立地環境に合った建材の選定や水まわりの配置、通風や採光を考えた間取りや暮らしに合った収納スタイルなどはその一例。どれも当然のことですが、少なくとも既存住宅の建築時には検討が不十分だったために、劣化や不具合が進んでしまったと考えられます。
せっかくリノベーションするのですから、その後は不具合やメンテナンスの心配から開放されたいですよね。鈴木工務店は、つくって終わりではなく、修繕見通しを提供し、定期点検を通して家守りをすることで、リノベ後の「家の一生」に寄り添います。
次回は、「SUZUKIのリノベーション3・暮らしを考える」で、住まい手の要望を反映した事例を、職人の手仕事とあわせて紹介します。