わたしたちの身近にいる活動家
街の花壇で花の手入れをしてくれる人、公園の落ち葉拾いをしてくれる人、子ども食堂のような支援をしてくれる人、地域で再生可能エネルギーの普及を目指す人--自分たちの暮らす地域には、実はたくさんの「活動家」がいます。自治体から委託されている事業者もいれば、NPO法人も、まったくのボランティアの人も。形はどうあれ、地域の活動家は私たちのくらしに知らず知らずのうちに影響を与えていたりします。
その影響により、街が元気になったり新たなコミュニティが誕生したりするケースもあります。誰もが、楽しく、暮らしやすい、生きやすい世の中を志向するとき、まずは身近なところで何かアクションを起こしたいと思う人が、地域の「活動家」になるわけですね。
一方で、市民活動に関心はあるけど何から始めたらいいのかわからないという人も多いのだとか。地域創発プロデューサーとして数々の市民活動を立ち上げ、今も関わりをもつ清原理さんに聞きました。彼は、市民活動を目指す人のはじめの一歩として、事務手続きとは異なる実践型のワークショップを開催したり、地域活動の拠点や「自立をサポートする共生の場」としてcafe & BAR の双方形を運営したりと、あらゆる活動の芽を育む環境をつくり続けています。
可喜くらし2020に登場。『映画でシェアするまちとくらし~小さな活動の広がりを体感しよう』
さて、清原さんですが、可喜庵で9/5(土)に開催する可喜くらし2020に登場します。市民活動に興味のある人や、自分の街をもっとくらしやすくしたいなと思っている人。こんなことがくらしの中にあったらたのしいなとアイデアをあたためている人、何かやってみたい!と思っている人、学生さんも、大人のみなさんも、茅葺の可喜庵で清原さんとディスカッションしませんか。
清原さんが実践してきた具体的な地域活動、市民活動の例を交えながらのお話しも。鶴川ショートムービーコンテストもそのひとつ。ほかにも、
3.11を機に起こした「町田から元気をプロジェクト」や、今般のコロナ禍の支援としてはじめた「ごはんで元気!みんなの食堂」
など、行政ベースではなく、市民活動的な支援を実現しています。可喜くらしでは、その経緯や活動の現在をシェアすることができます。ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています。(畑野)