構造を考えながら開放的な空間に
来週3/13(土)開催のリノベーション完成見学会「築25年の戸建てリノベ」@玉川学園の会場から。
写真は、床の養生を取る前のLDK。取ると杉の無垢フローリングが現れて、木の質感に包まれた空間になります。
1階はもともとLDKと和室(写真手前部分)がありましたが、写真中央の構造柱を残し、その右手のコボット(金物筋交い)を新設してワンルームの広々とした空間に生まれ変わりました。
コストコントロールをしながら出来うる範囲の断熱性能向上を
今回はコストコントロールをしながら出来うる範囲の断熱性能向上を目指しています。窓は既存サッシに内窓を新設して、一部既存窓と内窓の間にハニカムサーモスクリーンも設置します。
木の仕上げや照明による空間づくりは、新築でもリノベーションでも同じように楽しめます
木の質感が感じられる仕上げを求め、床は無垢の杉フローリング、壁はシナ合板の目透かし張りです。内窓分のふかし窓枠も、工務店の加工場で仕立てた無垢の木で作っています。
また、ふかし枠で囲まれたシナの壁の一部は、絵を飾るスペースに利用。角度の変わるダウンライトで壁面をやさしく照らします。
リノベーションは優先順位がカギ
戸建てリノベーションは、築年数やインスペクション(建物状況調査)の結果、希望の暮らしや予算によってできること、やるべきことがそれぞれ違ってきます。優先順位をつけながら、住まい手の今とこれからの暮らしに合った家づくりを、ともにすすめていきます。
鈴木工務店のリノベーション事例はこちらからご覧になれます。
3/13(土)リノベーション完成見学会「築25年の戸建てリノベ」@玉川学園の詳細はこちらからどうぞ。 (畑野)