季刊誌『かきのたね春号』の巻頭特集は「ぬくもりリノベ」です。
鈴木工務店から季節のご挨拶としてOBのお客様を中心にお送りしている、季刊誌(年4回発行)『かきのたね』が2021春号が発刊しました。巻頭では「暮らしのスタイル」として、お施主様の住まいと暮らしをレポートしています。今回は、築35年の鉄骨プレハブ住宅をフルリノベーションしたK邸を紹介しています。
SUZUKIの家づくりとリノベーションを紹介するオンラインセミナーも。
折しも、鈴木工務店ではリノベーションの完成見学会が夏にかけて続いているところ。今月のオンラインセミナーのテーマも「SUZUKIの家づくりとリノベーション」です。「冬暖かく、夏涼しい家」をつくるノウハウを、リノベーションにも用いる設計施工の鈴木工務店によるリノベーションを解説します。
セミナー参加の方には、前述の『かきのたね春号』と『エコ住宅・断熱リフォームガイドブック(環境省)』をお送りします。オンラインなのでご自宅から気軽に参加できます。詳しくはこちらからどうぞ。
お化粧直しではない、温熱を含めた空間の快適さを求めるリノベーションを。
『かきのたね春号』で紹介の住まいも、「冬の寒さをどうにかしたい」というのが住まい手の重要な要望でした。建物の状態や予算配分を加味しながら、どういう提案が可能かを考えるのがリノベーションの鍵になります。表面的なお化粧直しや、更新が比較的容易な住宅設備に偏り過ぎるイメージをもっていると、冬暖かく夏涼しい「空間の快適さ」はなかなか実現できません。計画の基盤に基本的な住宅性能(耐震、断熱、気密、換気)を今より高めるという考え方を、住まい手と作り手で共有できるか否か。それが、リノベーションのスタートラインに共に立てるかどうかの分かれ道になります。(畑野)