ボーエ・モーエンセンがつくる市民の家具

かきのたねバックナンバーから、社員オススメ・インテリア編をお届けします。

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デンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンのチェアにJ39があります。シンプルなライン(パーツの一部は微妙に端部がシェイプされている)で構成され、軽量なのも特徴です。彼は簡素で実用的なシェーカー家具をモデルに多くの作品を作りましたが、このJ39はその代表です。

キャプション2

我が家でもJ39を愛用しています。掃除機をかけるときなどは、片手でひょいとテーブルに逆さ置きできます。肘掛や余計な出っ張りがないので、使わないときはお行儀よくテーブルの脇に収まるなど、コンパクトな日本の住宅事情に合うのです。

デンマークの共同連合会(生活協同組合的存在)から、実用的で市民の手が届く良質な家具の製作を求められたモーエンセン。もちろん会ったことはありませんが、気取らない人柄がデザインに表れているのだろうと、J39に座りながら一般市民の一人として勝手に思うのでした。(畑野)

キャプション1/ペーパーコードの座面はしなやかで長時間座っていても疲れません 2/ビーチ材は4㎏余りなのでテーブルの上に軽々と逆さ置きできて掃除もラクです

北欧家具と日本の木の家は相性がいいですね。もちろん、鈴木工務店の木の家とも。モデルハウス「家の展示館」や会社事務所「しごと▪ば」では、家具と空間の調和もご覧いただけます。事前予約制にて随時見学を受け付けています。