家づくり、何からはじめる?どう考える?
大抵の人は家づくりを何度も行わないですよね。とくに一からつくる注文住宅は、何から始めていいのか、何をどう考えたらいいのか分からないのも至極当然です。しかも、家のつくり方や性能も進化していて、かつての“実家”とは様相が異なるとくればますます分からなくなってしまうもの。でも、いつの時代も変わらず大切にするべきものがあるのです。今月2/19(土)のオンラインセミナーともにつくるいえで詳しくお伝えします。
本当に知りたいのはスペックですか?
家づくりを検討されている皆さんにお話を伺うと、まず今どきの住宅性能をGoogleで調べ、YouTubeで解説動画を見ることから始めている方が多いようです。今はほとんどの情報をネットで得られます。特に数値で表せるスペック情報は溢れかえっています。もう、情報の波に溺れそうなくらいです。
私たちのような設計施工の工務店はそれとは異なる視点をお届けできないと意味がありません。次回2/19(土)のオンラインセミナーのテーマは「SUZUKIのいえづくり 暮らしから考える設計プロセスと施工」です。何をどう考えて進めていくのか、まさにプロセスですよね。それから、姿勢というか考え方として“ be spoken ” の話もします。ちょっとしたワークショップも計画中です。
暮らしのこと。今だけではなくその先も
家は暮らしの器です。たまに訪れるわけでも、今だけいる場所でもない。とくにコロナ禍では家時間がぐっと増えています。これまでは一日の大半を通勤と仕事に費やしていた人も、在宅時間が増えてようやく家での暮らしに関心を寄せられるようになりました。
思った以上に家での時間が快適だったり、自宅の周りの環境を見直す機会になったりするケースもあるようですが、多くの場合は居心地の悪さや居場所のなさに不満を抱くようで、家づくりを検討するきっかけにもなっています。自宅の良さを見直すにしても、不満があるにしても、どちらも家づくりの動機としては充分です。良いところをもっと伸ばす、不満を解消して暮らしを豊かにするなど、その人それぞれに合った家づくりがあるわけです。
その際に大事なことは、今の暮らしだけではなく、これからの暮らしも同じように大事に考えること。不確定要素はありますが、ともすると考えるタイミングさえなく日々時間が過ぎていく多忙な現代人にとって、ライフステージを見据えて将来設計を立てていくいい機会になるはずです。
家づくりにどう反映させるかといえば、これまた十人十色ではあるのですが、ポイントはシンプル思考でしょうか。人生設計や暮らしのイメージ、家づくりの要望を一度全部アウトプットした後は、それをいかにそぎ落としていけるかが重要です。思考も物理的にもシンプルになっていきます。
オンラインセミナーともにつくるいえ
2/19(土)13:30~15:00、オンラインにて家づくりのセミナーを開催します。何をどうやって、シンプル思考、be spoken 、暮らし、住まいの原風景などなどをお話します。家づくりも家暮らしも住宅性能だけでは楽しめないですよね(もちろん、鈴木工務店では気密・断熱・耐震等の住宅性能を担保しています。セミナーでも説明します)。暮らしから考える家づくりのはじめの一歩として、工務店の家づくりセミナーを活用してみてはいかがでしょう。詳しくはこちらのイベントページからどうぞ。