地域の健康と暮らしを明るく照らす、薬師台メディカルテラス
現在、鈴木工務店では「薬師台メディカルTERRACE」の別館「薬師台メディカルTERRACE ANNEX」(本部事務所)を建設中。そうしたお付き合いから、次号の『かきのたね冬号』で、薬師台メディカルTERRACEの紹介をさせていただくことになりました。発刊は12月25日。詳しい内容はそちらをお待ちいただくとして、blogでは誌面の都合上記事からこぼれてしまったお話を少しだけ紹介します。
お話しをしてくださったのは、薬師台メディカルTERRACE 代表の野口泰昭さん。意思のある強いまなざしと、にこっと笑うととてもチャーミングな表情をあわせもつ野口さんから、「もともとはエゴが強いんです」という言葉が飛び出し少々びっくりしました。「薬師台メディカルテラスは2015年3月9日に開設しています。サンキュー、感謝の日なんです。自分への戒めの意味もあって、この日を始動の日としました」と教えてくれました。開設から7年、「地域のインフラ」になることを期待して多彩な活動を続けています。
ご近所付き合いの大切さ
お話しが進むうちに、エゴというより菩薩のような雰囲気を纏い始めた野口さん。地域とのつながりを大切にする活動方針を掲げ、コロナ禍を経てなお継続していくなかで、「ご近所づきあいの大切さ」を実感したそうです。施設のハードとソフトのプログラムで地域のなかに居心地のいい場所をつくる「まちにわプロジェクト」では、利用者や近隣住人はもちろん、一緒に活動する仲間も、ほとんど市内や隣接市在住の人とのつながりで成り立つようになってきたそう。金井や玉川学園方面も含めて、健康や農産や文化などなど、ユニークな活用をしている人たちが住んでいるということにも気がついたといいます。かくいう鈴木工務店とも、共通の知り合いを介してつながりました。
継続は力なり
地域で信頼関係を築くことは一朝一夕にはできないこと。「継続」することで利用者さんや近所の方々の声が聞こえてくるようになり、「地域のために役立っているんだな」と感じることが多くなったそうです。ちなみに、12/10(土)にはコロナ禍初の複合ライブ「薬師台 医療と福祉の音楽 TERRACE 」を開催。出店や出演者は皆さん町田や隣接市の方々。薬師台メディカルTERRACEの医院「おはなぽっぽクリニック」の医院長・野口泰芳さんはバンドマンでもあり、出演者リストに名を連ねています。玉川大学の合唱部や地元薬師台の民謡音楽同好会などなど、多彩なメンバーや利用者さんなどによるライブは見どころ・聴き所ですね。普段、医療を利用しない人も、薬師台メディカルTERRACEを知るきっかけになりそうです。
「薬師台メディカルTERRACE ANNEX」も間もなく完成
地域とのつながりを大切にする活動は、鈴木工務店や可喜庵の活動とも通じるところがあり共感しきりです。今回、「薬師台メディカルTERRACE ANNEX」を手掛けるご縁をいただき、地域でのつながりがまたひとつ増えました。本部事務所としての利用ですが、12月17日(土)完成見学会を予定しています。水まわり等住宅設備を備え、執務とリラックス空間の両得を求めた施設は、住宅のヒントになるところもあります。また、日常空間とは一味異なるインテリアの色使いも見どころのひとつ。付加断熱で住宅性能も高めています。詳しくは、後日の現場blogでお伝えしていきます。ご興味のある方はぜひご覧ください。
「薬師台メディカルTERRACE ANNAX 」完成見学会の詳細はこちらのイベントページでご覧になれます。