二世帯住宅・7/22(土)完成見学会見のみどころを紹介。共用型でリビングやエントランスまわりにもゆとりを

7/22(土)に完成見学会を開催する横浜市旭区の現場から

見学会での見どころをご紹介。画像もちょこっとお見せします!見学会へのお申込みはこちらのイベントページから。

みどころ1・共用型型二世帯住宅がもたらすゆとりを体感しよう

二世帯住宅への建替え計画です。親世帯夫婦、子世帯夫婦、愛犬1匹からなるご家族です。生活時間は異なりながらも、食事時や休日などには家族皆で食とお酒を愉しむ仲の良い家族です。共用型の二世帯住宅を選択したのも自然の流れ。個室以外は一緒のため、単世帯家族の家としてもご覧いただけます。なにより、共用型にすることで、各空間をゆとりをもって計画することができます。

1)玄関前の下屋からのアプローチ。外観デザインのポイントにも

駐車スペースから玄関まで架かる下屋(大きな庇)によって、雨の日でも車から玄関まで濡れずに移動できます。実はこの下屋、実用面のみではなく、建物の佇まいも落ち着いた雰囲気にしてくれる素敵な建築的要素なのです。低い軒とすっと伸びる水平ラインは建物に落ち着きと品を与えてくれます。また、長年この土地に建っていた古家の面影を継承するデザイン要素でもあります。ちなみに、外壁には杉板を貼っています。

2)LDKは楽しい集いの場

家族が集まるLDKは十分な広さを確保しています。ひとつながりのワンルーム空間で約23畳余。庭につながる掃き出し窓と、リビング上部には大きな吹抜けを設けています。吹抜けに面して腰壁のないリビング階段があり、ステップが空間のアクセントにもなっています。

キッチンはL字の対面式です。造作のオリジナルで使い勝手もカスタマイズ。タイルに住まい手のこだわりが見てとれます。

3)吹抜けは世帯間を緩やかに分ける役割も

吹抜けはリビングの解放感だけではなく、2階の世帯間個室を分ける役割も担っています。吹抜けを挟んだ両サイドに、各世帯の個室を配置。先に就寝する親世帯の個室間仕切り壁には防音効果を狙い断熱材グラスウールを充填しました。

また、吹抜けは上下階の室温をできるだけ均質に保つ空気の巡回路としての役割も果たしています。

4)共用型で気を付けたいポイントとは

音の問題が第一に挙げられます。生活時間が異なると、水を流す音やキッチンでの音が気になるもの。今回は親世帯の個室からキッチンを離して配置し、前述した個室の防音で対策しています。

それでも、吹抜けがあれば上下階の音は上にも届きます。暮らし方についての世帯間のすり合わせも、建築の工夫にプラスして必要であることは確かですね。

5)動線計画は夜間の安全性にも配慮して

動線計画というと家事動線が思い浮かびますが、共用型の二世帯住宅では、高齢になる親世帯の生活面への配慮が欠かせません。トイレ、洗面の水回りは寝室に近いところへ配置するのがセオリーです。とくに夜間のトイレ移動はフットライト等の照明も必須。もちろん、断熱気密性能を高めて、ヒートショックのない温熱環境の実現が鉄則です。

6)住宅スタイルに関わらず、断熱気密性能がもたらす夏涼しく冬暖かい家

単世帯住宅でも二世帯住宅でも、狭小でも平屋でも、住宅の形に関わらず断熱気密性能の確保は必須です。鈴木工務店の家は断熱等級6、HEAT20G2相当をクリア。今回は太陽光発電搭載でZEHを実現。建物もエネルギーも長く安心して住める持続可能な家づくりを叶えています。

家づくりのオンラインセミナーでは、住宅性能についても解説しています。今週末7/15(土)開催のオンラインセミナー「SUZUKIの家づくりと土地選び」の詳細はこちらのイベントページから。