二世帯住宅の現場が進んでいます。建方までをダイジェストでレポート

進行中の二世帯住宅の現場から。鈴木工務店の施工の一部をご紹介します。

強く美しい基礎のお目見え

今回の現場は神奈川県・県央エリアのK邸です。幹線道路に面した角地で、敷地の広さは約75坪。お子さんふたりの4人家族と、ご主人のお母様との分離型二世帯住宅です。ステンドグラス制作を趣味にもつお母さまのアトリエを併設するため、建物も67坪と広めです。

鈴木工務店の基礎は「一体打ち」です。浮かし型枠にコンクリートを流し込み、基礎の底板と立上りを一体で打ちます。間に打ち継ぎができないので隙間がなく、白アリの侵入経路も生みません。また、基礎コンクリートを蓄熱体とする床下エアコンを採用しているので、気密の面でもメリットが大きいです。手前みそですが、脱枠するとその継ぎ目のないコンクリート肌が美しいですよね。また、床下暖房の暖気を送り込むため、内部の立ち上がりをできるだけ少なくし、構造上必要な束の部分も円柱型にして気流の妨げが少ない形で設計しています。

土台敷から上棟、養生まで一気に

今月はじめに土台敷を、先週建方を行いました。プレカット&金物工法でどんどん上棟していきます。柱梁の主要な構造材は紀州山長の杉材です(現しになる柱は完成まで養生で保護)。屋根の野地および防水シートの上に設置しているのは、屋根断熱を納める枠兼屋根の通気層です。そして、棟が上がったら雨避けの養生シート(ブルーシート)でラッピングしていきます。

鈴木工務店では建築中現場見学会を開催しています。実際の施工の様子を解説スライドも用いて、現場監督がご案内します。標準的に断熱等性能等級6以上(HEAT20G2.5)、耐震等級3の家づくりをご確認ください。

K邸の建築中現場見学会は8月31日(土)開催予定です。詳細はこちらのイベントページまで→ https://www.suzuki-koumuten.co.jp/event/22918/