9/21(土)22(日)建物完成見学会開催の町田市能ヶ谷の現場をレポート
杉板張りの外観と合わせた小屋を制作中です
L字平面の母屋と道路際の小屋で庭を囲む配置計画です。外壁は母屋と同様に杉板張りに。ボリュームの大きな母屋に対して、小さくとも存在感のある板張りの小屋は、敷地をきゅっと引き締める役割も担います。
上写真は、小屋の骨組み。小屋の庇をかすめるように道路からアプローチが伸び、奥の母屋玄関に続きます。住宅、小屋、庭、アプローチのトータルで、住まいが出来上がっていきます。
また、街の景観的にも、スチール製の物置が道路側に鎮座するのは避けたいところ。室内側からも板塀の小屋は親しみをもって眺めることができるうえ、道行く人の視線を遮ってくれたり、隣地に住宅が建った際には駐車場の車を隠してくれたりと、プライベートな庭づくりに大事な役割を担います。
上写真は2階バルコニー通路からの眺め。敷地の前には里山を思わせる雑木林が望めます。隣地の区画に家が建った場合、小屋の裏に駐車場がくるので、ちょうど車が隠れます。
2階浴室とバルコニーは景色を眺める特等席
2階バルコニーは浴室手前からアクセスします。湯船につかりながら里山の緑を眺め、お風呂上りはバルコニーで夕涼みを楽しみます。
浴室からの眺め。ハーフユニットバスで、腰から上の壁は板張りです。