家づくりを検討し始めたばかりだけど相談にのってもらえる?
「まだ考え始めたばかりで具体的には…」「初めて工務店を訪問するのですが…」「土地が決まっていないのですが…」などなど、「未だ具体的な相談ができる状況ではないけれど…」と心配される方がいらっしゃいます。
もちろん、遠慮する必要はまったくありません。むしろ、初期の段階に気になることはどんどん質問していきましょう。家づくりそのものを知るという意味と、つくり手を知るという両方の意味で、積極的に機会を活用してください。プロの視点を通して、改めて自分たちの考えを知る機会にもなります。
相談の前、ちょっとした準備がイメージを育てます
相談の前に、ちょっとした準備をしておくことをお勧めします。できる範囲で構いません。下調べと話し合い、心づもりを下敷きに相談すると、家づくりが具体性を帯びてきます。
【住宅ローンシミュレーションで資金計画を大まかにつかむ】
敷地どころか住みたいエリアが絞れていない場合でもシミュレーションは可能です。この段階では参考用ですので、ネットや自信のメインバンクを利用される方が多いようです。
【今分かっている条件を整理してみる】
今、考えられる内容でよいので条件を整理してみましょう。
・総予算(前述のシミュレーションや相続等の確認により)
・完成時期(入居したいリミット)とその理由
・希望のエリア(土地または中古物件探しからの場合。決め切れなくても大丈夫です)
・子どもの独立について(お子さんが成人または成人に近い場合)
・在宅ワークの有無
などなど
【家族でわいわい話してみる】
夫婦や、ある程度お子さんが大きい場合は家族で、どんな家に住みたいか、どんな家時間を過ごしたいか話してみましょう。例えば--
・リビング・ダイニングに親戚や友人と集いたい
・個室は小さくてもいい
・自宅で趣味を楽しみたい
・庭を楽しみたい
・ペットと暮らしたい
・平屋がいい
・吹抜けの空間で解放感を得たい
などなど
実現できるかどうかは先の話しとして、住まいや暮らしのイメージについて、楽しみながらアイデアを出し合うのがポイントです。
【工務店のHPに一通り目を通して好みの住宅を見つけておく】
大前提としてつくっている家が好みかどうか。Works(事例)を中心に目を通しておきましょう。
・好みの住宅をチェックしておく
その住宅についての特徴や家づくりのポイントを聞くことで、つくり手の考えを具体的に知ることができます。ハウスメーカーの相談相手は基本的に営業ですが、鈴木工務店の相談会では設計者が同席しますので、つくり手の思想をダイレクトに確認できます。
【家づくりの流れを確認する質問を】
工務店とハウスメーカーでは、家づくりの進め方が異なります。
・設計施工でどのくらいの期間を要するのか
・打合せの頻度は
・家づくりの流れのポイントは
この家づくりの流れやポイントは各会社で結構特徴が異なるので、つくり手や家づくり、アフターメンテナンスの体制を知る機会となります。
【ネット情報の答え合わせより、自分の話しとつくり手のことに重きを置いた相談に】
住宅性能や設備については、いくらでもネットで調べられる時代です。数字で考えられるため、ついついそうした情報を追いかけてしまうのも分かります。しかし、せっかく相談に足を運ぶのだから、情報の答え合わせに終わってはもったいない!自分たちは何を優先したいのか、何を大切にしているのかがクリアになると有意義ですよね。また、前述の「条件」や「家族で話してみる」で何となくでもイメージできた「大事なこと」を実現できるつくり手かどうか、感じられる機会にしたいものです。
・自分たちの「大事なこと」や質問にその場で答える準備や知識が(つくり手に)あるか
・「大事なこと」を丸のみせずに、(つくり手が)プロの視点で意見を述べられるか
自分たちの想いを伝えて反応を確認することが、つくり手の考え方や自分たちとの相性を知る良い機会になります。
秋・冬 住まいの無料相談会開催中
ちなみに、鈴木工務店ではただいま「秋・冬 住まいの無料相談会」を開催中。午前午後で一組ずつご案内しています(日曜・水曜除く)。年末は家づくりセミナーはお休みですので、この機会をご活用ください。お問い合わせ詳細はこちらのイベントページからどうぞ。
秋・冬 住まいの無料相談会 @モデルハウス「家の展示館」ほか | 株式会社 鈴木工務店