11/16(土)に開催。家・暮らし見学会「住んでいる人に聞いてみよう」 築38年のマンション・木のリノベーションを体感する
今週末開催の施主住宅を訪問する見学会です。長年暮らした4LDKのマンションを、ライフステージの変化にあわせて5年前にフルリノベーション。今回は、実際の住まいを見学する際のポイントをまとめましたので参考になさってください。
マンションというより木の平屋。無垢の木を用いたリノベーション実例を体感する
①住まい手の声を直接聞くことができるチャンスを逃さない
住んでいた家を改修する場合はとくに課題や要望が明確な場合が多く、リノベーション後しばらく住んでみるとそれらがクリアになったか否かが分かります。打ち合わせをして図面をもとに確認しても、いざ暮らしてみるとこうした方がよかった、追加でこうしてほしい、という要望が生まれてくることもありますので、住まい手の率直な感想を聞いてみるのは大事なことです。また、暑いさ寒さの体感については、既存住宅の改修であればなおさらbeforeとafterの違いを実感しているので、正直な感想を聞いてみましょう。
②一番の要望を聞いてみる
リノベーションの要望は、これまでの暮らしで積み重ねた住まいへの不満を一気に解消したい要求に駆られますので細かい項目がずらっと並びがちです。もちろん、どれも住まい手にとっては大事なことなのですが、それでも、全体を通して考えた時に「これだけは叶えたい(改善したい)」というポイントがあるものです。それが、リノベーションで叶えたい暮らしのイメージの骨格になりますので、なぜそう考えたのかも含めて聞いてみてください。ご自身の家づくりが迷子になりそうなときにきっと参考になりますよ。
③無垢の木の質感と空間を味わう
鉄筋コンクリート造のマンションでも、仕上げ材に無垢の木を多用しているので視覚的にも空気からも木の存在を感じることができます。鈴木工務店の木を用いたマンションリノベーションは、体感してみると「木の平屋」といったほうがしっくりきます。梁型の下に作り付けた収納や、共用サッシの断熱性能を補う木製の内窓など、マンションの物理的な制約の中でもできる工夫はたくさんあります。ぜひ発見してみてください。
④小割の間取りを開放するプラン
4LDKだった間取りを回遊性をもつひとつながりの空間に刷新しています。構造に関わらない間仕切り壁を撤去してプランを再構築できるのはフルリノベーションの利点です。もちろん、リノベーションに関するマンション規約を確認しながら進めるので、場合によっては制約を受ける箇所も出てきます。特に水まわりの移動や配管経路の取り扱い、防音(床)には注意が必要です。詳しくは見学会会場で鈴木工務店にお尋ねください。
⑤家族の思い出を残す
今回の住まいでは、子供たちの成長を記した傷を残しています。工務店のリノベーションでは、着工時の解体にも大工が携わるので、残したいものや壊さずに再利用するものの見極めも確実です。見学会会場で「思い出の傷」を探してみてください。
新築・建替え、戸建てリノベーションでも同じような考え方で家づくりを進めています。使う素材も共通するものが多いので、マンションリノベーションによらず、家づくりをご検討の方に役立てていただけます。ぜひご来場ください。
こちらの見学会紹介ページでもポイントをあげています↓
11/16(土)家・くらし見学会「住んでいる人に聞いてみよう」築38年のマンション・木のリノベーション | 株式会社 鈴木工務店