今年で3年目となりました、GW恒例のお庭のサロンをいたしました。講師はグリーンデザイン代表、庭師・森次郎さんです。景色の変わった可喜庵の前の庭を室内から眺めながらスタートしました。
最初に弊社代表、可喜庵亭主・鈴木亨より、可喜庵の前にあった倉庫を減築リノベーションしてまでこの広いクローバーガーデンという庭をつくろうと考えたのか、可喜庵の由来、家の歴史を交えてお話させていただきました。
森さん仰るに庭づくりするのに大事なのは「施主の思い」。それが「ものづくり」あるいは「育てること」の物語の始まりですものね。そして「施主は勉強しなければいけない。」「何も知らないひとの仕事はつまらない。」と緑を愛するからこそ言えるズバリと歯に衣着せぬ本音を聞くことが出来ました。
後半は庭へ出て庭から可喜庵を眺めながらの座学、続いて『タイム』の苗を参加者みなで思い思いの場所へ植えてみるワークショップを行いました。
THE GWと呼びたくなるような快晴の下、皆さんもいい汗をかいていただき、とても喉が渇いたことと思います。
実は植物にも今の季節が一番たっぷりの水やりが必要な時期だそうです。できれば朝夕、お庭にお水を撒いてあげてください、元気にそだってくれるでしょう。と森さんからも、そして山野草を植えに来てくださったご婦人からも同じ緑と花をいつくしむ心からの言葉をいただきました。
今晩は人間もビールが美味しいことでしょう!皆さま、気持ちのいいゴールデンウィークをお過ごしください。そしてよろしかったら5月の風が吹き抜ける鈴木工務店のクローバーガーデンにいらっしゃいませんか?白藤に続いて掘り抜き井戸の水辺に咲き誇るカラーがお待ちしています。(ハタ典子)