白の角封筒が、時々届きます。
多くは経営者の交代、業務拡大の事務所移転などです。
弊社の高級木建具を製作してくれていた木工所から案内が届きました。その内容は「後継者不在の為、今年度末に閉業」する案内でした。社長は、昭和25年に鹿島建設の深川、冬木町木工所で修業をスタートされ、昭和30年6月に独立、今の木工所を設立されたそうです。人生の還暦を迎えたことになります。その後弟4人が加わり木工所を皆で大きく伸ばされてきました。訪れる仕事場は役割分担がしっかりとされた落ち着きのある雰囲気がいつも漂う会社で、安心感がありました。
難しい仕事、高級な仕事を手掛けてこられ、仕事を任せることができましたし、建具に関する話をいっぱい仕事から教えて頂きました。
惜しい会社が地元から一社消えていきます。ありがとうございました。
技術の継承、会社継続の難しさをひしひしと感じさせられた「白の角封筒」です。
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