公共・民間問わず、中規模の建物に再生可能な材料である木の利用が推進されていますが、散歩をしていても、新しい木の魅力を魅せる建物に出会うことがあります。
カフェですが、隣の公園の石積みと繋がるように外構をつくったり、螺旋状に上がっていくフロアー・開口部と木の板の縦貼りのファサードの組み合わせが、新鮮ですが柔らかい雰囲気を作っています。
倉庫の一部をギャラリーにする計画のようです。工事途中ですが、アプローチには大規模に木のルーバーが採用されています。木は光を反射しながらも一部吸収します。光が当ったルーバーの表情、その下の空間の様子が楽しみです。
片岡 巌