先日、現在新築計画中の現場の地盤調査の立会いを行いました。
スウェーデン式サウンディング試験という調査方法で、先端が尖った杭に50kg、75kg、100kgとおもりを載せていき、100kgを乗せたところで杭を回転し、100kg未満で自沈しないか、100kg荷重で25cm貫入するのに何回転したかで地盤の強さを調べる方法です。
現在では、機械を使って調べる方法が一般的ですが、私が仕事を始めたころは、屈強なお兄さんたちが2人1組で人力で調べる方が多かったように記憶しています。
機械化により、スピードは2倍、いえ3倍になっているのではないでしょうか。
また、時代を反映してか、震災後は参考資料としてですが、液状化の可能性についての考察も添付されるようになりました。
(片岡 巌)