銅板

高岡市にある国宝の瑞龍寺を訪ねました。

総門を経て山門を通り抜け、回廊に囲まれた中に

仏殿があり、その奥に法殿がかまえており、その広さ、大きさに圧倒されました。

その法殿のなかに「杮板」の御志納の掲示があり、

「杮葺き」についての説明文がありました。

その中に「中間に銅板をはさみ、降雨の際に

水と混ざる銅イオンの作用で、腐食を少なくする方法がとられています。」

と書いてあり、もう一度展示の屋根を良く見てみると確かに銅板がはさまれて

いました。今まで全く気がつきませんでした。

昔の職人の知恵にあらためて驚きました。   田中  博DSC09222

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