パモル 一人舞いの会 を観て

初めての体験でした。音楽のない舞踊

聞こえるのは、足の裏が床をたたく音と、腰に巻いた長い布を手で裁く音、腰から長く床にたらした布を足で裁く音、そしてときおり合間に入る踊り手自らによる歌。

わずかな間接照明と2本のローソクだけの明かりの中、スローモーションのようなゆっくりとした動きは、場の緊張感を高めながらも、日常の雑念を洗い流してくれるような不思議な空気を醸し出していました。

(中村和子)

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