先週、可喜庵で講演をしてくださった深尾精一先生のお宅へ
8日月曜日に設計のものと、みんなでおじゃまして来ました。
先生のお宅は、「繁柱の家」とネーミングされ、日本建築学会作品選奨にも選ばれたお宅なので、
みんなで、興味津々、押しかけてしまったというわけです。
設計のことは、ど素人の私でさえ、
天井、壁、床が、柱でつながった空間は、斬新的で、それでいて落ち着く不思議なものでした。
またお嬢様同居を機に、今回新しくリノベーションされたエリアも、とても素敵でした。
なかでもこの奥様のワーキングスペースがとても印象的でした。
普通、棚の扉は平面に施工されているものですが、ご覧の通り、上の棚が一番飛び出ていて、
一番下の棚が奥にひっこんでいます。
こうすることによって、手がけが出来、開け閉めが楽とのこと・・・
なるほどなぁ~と関心してしまいました。
また一番下の一つが鏡になっていて、女性として嬉しい配慮です。
このワーキングスペース、キッチンの横に設置されているので、日々の生活のし易さが想像できます。
ジェントルマンの風貌の先生は、きっと愛妻家なんだろうなぁ~と、勝手に、
この棚を拝見して、想像してしまいました。(西野博子)