◆日時：5月18日（土）　①10:00～11:30　②13:00～14:30

◆会場：川崎市高津区二子

◆交通：東急田園都市線or大井町線／二子新地駅または高津駅より徒歩５分　※お車の場合は駅周辺のコインパーキングをご利用ください

◆概要：姉妹夫婦が適度な距離感で暮らす家です。建物配置を工夫して敷地をシェアした2軒プランと、公園のある街並みに配慮した板張りの外観も見どころです。

※今回は、2軒配置の様子とA棟の内覧が可能です。前回B棟を内覧した方もぜひお越しください。

（ZEH、Nearly ZEHの家）敷地面積：203.96㎡、延床面積　Ａ：80.17㎡　B：69.50㎡

スタッフブログ、施工中ブログもご覧ください。

◆お申込みはこちらから。お名前／ご住所／当日連絡先／人数／希望日時（①or②）を添えて、2019年5月17日(金)17時迄に下記へご連絡ください。詳しいご案内をお送りいたします。

tel. 042-735-5771／fax. 042-735-3323／ E-Mail　info@suzuki-koumuten.co.jp

株式会社 鈴木工務店／担当：畑野

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＞＞設計レポート１　銀杏の木

高津駅から徒歩5分ほど。地域の公園が南西と北西方向に二つある住宅街の一画です。道路は狭く一方通行になっており、交通量はさほど多くはありません。

 

当初は、二世帯住宅をお考えでしたが、分割が可能な敷地広さがあり、将来の生活を考慮して二区画に分割して、適度な距離感と向きを考慮した配置と二軒プランにしました。

 

生活スタイルが違う姉妹夫婦が適度な距離感で暮らせる家です。道を挟んだ南西方向には銀杏の巨木が聳えており、足元には子供たちの遊び場でもある公園を望みます。季節の移り変わりと銀杏の表情を家から楽しめる配置が、施主の希望でもありました。

 

建物外観は、二軒とも二階の外壁を板張りとし、道路沿いの塀もグレー塗装の杉板張りにして、公園のある街並との調和を図っています。道行く人の目を引き存在感のある家になったと思います。木を外壁にも使用できるようになり、仕上げのバリエーションが増し、街並みと住人に親しみをもってもらえる効果は出ています。

 

＞＞設計レポート２　個性ある平面

二棟の家は、部屋を連続的につなげてオープンなプランとしています。

姉夫婦の家は、玄関を板土間にしてサイクリングと陶芸が出来る趣味コーナーを兼ね、居間の空間と繋がっています。居間の天井は大梁を表して天井高を高く見せ、並んだ梁でリズム感を出しています。角には小さいながら上下階の空気を循環させるべく簀子が付いた吹抜けを設けています。

水回りの浴室、洗面所、トイレを二階の寝室に近接して設けました。大屋根で覆われた三畳のバルコニーは洗濯乾し場であり、デッキチェアーを置いて休むことも可能です。真南を向いたバスルームの窓から、バルコニーを介して銀杏の木を楽しめる配置にしました。

 

道路側に建つ妹夫婦の家は、庇を被らせた路地を進んだ先に玄関を設けています。奥行き感がほしかったのです。お二人は住宅建築のエクスパートで、暮らし、仕様に明確なご要望をお持ちでした。

「外の景色を見ながら、落ち着いて食事をしたい」「あたたかみを感じられ、落ち着いた雰囲気のリビング、落ち着ける場所にしたい。」

そこで、ツガの板材を天井、壁に張ることにしました。柔らかさと適度の暗さを演出して、「落ち着き」感を出しています。

木製窓を希望されて、銀杏の木を楽しむ南西向きのリビングと東隣家側に、スカンジナビアンレッドに塗装した大開口の木製窓を取付けました。この色が外観の適度なアクセントにもなっています。

二階に吹き抜けを挟んで寝室と水回りを設けました。浴室の窓からは公園の銀杏も見えます。一階は南側にリビングがありここからは目隠し木塀の上に銀杏を満喫できます。

 

二棟ともsuzuki design & build 仕様の温熱性能と、片流れ屋根に搭載した光発電のソーラーパネルでZEH(ゼロエネルギーハウス)の家になっています。