第３回『時間のデザイン－未来のコミュニティ－』

　松岡　勇樹

デザイナー／ 国東時間株式会社代表

 2019年12月7日(土) 　14:00～16:00

建築を学び、構造設計事務所に勤務した松岡勇樹氏は、その後故郷の大分県国東半島で立体クラフトの会社を設立しました。段ボールを素材にした美しい作品は世界中のミュージアムショップで扱われ、エルメス、グーグル、ディズニー等のグローバル企業との仕事や、国と国を結ぶ文化的展示会、能舞台の背景にまで製作活動は広がっています。デザインが個人や集団が安心して生きること、死ぬこと、土地と時間、倫理観の在り方や社会をつなぐツールであるという、実践と挑戦のお話を伺います。
(企画協力　高月純子)

◇講師プロフィール

松岡　勇樹 （まつおか　ゆうき）　1962年 大分県国東市生まれ。
デザイナー／国東時間株式会社 代表取締役社長／日本文理大学建築学科客員教授。1990 武蔵野美術大学建築学科修士課程修了。1993 構造設計事務所 T.I.S&PARTNERS入社。 1995 立体造形システム「d-torso」プロトタイプ第１号マネキン制作。1998 国東市安岐町にてアキ工作社 を創業。2001 d-torso『EVE』 にて2001-2002グッドデザイン賞受賞。2005 第二回大分県ビジネスプラングランプリ最優秀賞受賞。2007 経済産業省「元気なモノつくり中小企業300社」認定。2009 廃校になった旧西武蔵小学校校舎に本社移転。 2011 ニューヨークICFF 出展。 2012 経済産業省「モノつくり日本大賞優秀賞」受賞。2013 週休三日の「国東時間」をスタート。2018 社名を国東時間株式会社、ブランド名を「FLATS」に改称。