6月11日(土)

「西方への旅」

－足と目と手の訓練－

東海大学建築学科教授　　　渡邉 研司

 

可喜くらしシリーズ第2弾「旅の風に吹かれて」は美しい建築・デザイン・暮らし方の講演会です。 シリーズ第2弾初回は建築博士・渡邉研司氏の講演会です。

渡邉氏「ちょうど今から30年前の1986年3月から4月にかけてヨーロッパ、モロッコ、トルコに一人旅をして、自分の足で建築や都市を歩き、建築や人の生活を目で見て自分の手でスケッチとして記録しました。この時の経験が建築や都市を考える自分自身のスタイルとなっています。グループで見て回る効率的で安全な旅もいいでしょうが、自分でスケジュールや交通手段、食事や宿泊などを計画し実行する旅も建築をやる上で貴重な体験となります。これから旅行を計画している学生や多くの方にとって参考や刺激になればと思います」

 また、身体知である渡邉氏の旅・建築の膨大なスケッチを6月11日(土)～18日(土)可喜庵にて展示いたします。 

■会場：可喜庵　（鈴木工務店敷地内）東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22　※小田急線「鶴川駅」北口徒歩8分
　　TEL : 042-735-5771 FAX: 042-735-3323
■定員:40名（申込制）
■参加費 ：各回/一般2,000円　学生500円（ワンドリンク付）

■地図アクセス：https://www.suzuki-koumuten.co.jp/kakian/access
■定員　：40名（申込制）

 ■スケッチ展：2016年6月11日（土）～18日（土）　11：00 ～ 17：00　（※日曜日は除く）

　　　　　　　　　　最終日6月18日（土）は、15：00まで

　　　　　　

 

 
 

---

 

可喜くらし 2nd season

『旅の風に吹かれて』連続企画講演会(全六回)

築百五十年の茅葺屋根の民家でさまざまな分野の講師からその研ぎ澄まされた身体で感じた話を聞く講演会です。テーマは「旅の風に吹かれて」です。「旅」とは日常から離れることでありながら、戻る場所を魅力ある「新しさ」に立ちかえさせるものです。講演を通じてそこから私達の新しい暮らしのありかたを考えます。

連続講演会(全6回)講演日程：隔月(偶数月)第１土曜日開催

■第１回 2016年 ６月11日(土)　 「西方への旅-足と目と手の訓練-」
建築博士・渡邉研司

■第2回 2016年 8月6日(土)　 「建築思考の旅」
建築家・新居千秋

■第3回 2016年 10月6日(土)　 「風を求め、風に吹かれる旅」
コピーライター/編集者・清水宗己

■第4回 2016年 12月3日(土 )「アーノンクールの旅」
小説家/編集者・松家仁之

■第5回 2017年 ２月4日(土)　 「光と風に出会う旅」
パフォーマンスアーティスト・喜多尾浩代

■第6回 2016年 4月1日(土)　 「ルーツを辿る旅」
グラフィックデザイナー・粟辻美早