KAKIAN

催し物のご案内

可喜くらし連続講演企画 第4期 『ありものいかしの旅』① 終了しました

 

第1回 6月2日(土)14時〜16時

『記憶をたどることばの旅』

朝日新聞メディアプロダクション 校閲事業部長/

ことばの場「マジ文ラボ」主宰/ビジョンクリエイター/作家

前田 安正

 

<可喜くらし>は芸術・建築を中心に、暮らし、地域や場所の記憶を未来に引き継ぐことを目的としたサロン。住いの素形のような空間で無心に喜びや発見を分け合い「可喜(かき)」の輪を繋げる場を目指しています。シリーズ 第4期のテーマは『ありものいかしの旅』。連続企画の第一回目は朝日新聞メディアプロダクション 校閲事業部長でビジョンクリエイター/作家の前田 安正(まえだ やすまさ)氏を講師に迎えます。

朝日新聞の校閲(こうえつ)部門を長く担当してきた前田氏。現在、同紙水曜夕刊に「ことばのたまゆら」という連載コラムを執筆し、移りゆくことばを探訪しています。「マジ文章書けないんだけど」(大和書房)等多数の著書は、多くの人に書くことの楽しさを伝え共感を得ています。人間は「ことば」で思考し、想像から創造へと翼を広げていきます。「ことば」は未来を作っていくのです。記憶を辿り、自己認識を探り、他者との関係を築き、世界観を創る「ことば」について考える場を開きます。     (企画協力 高月純子)

 

講師の方のプロフィール

◆前田 安正  (まえだ やすまさ)
 朝日新聞メディアプロダクション 校閲事業部長/ことばの場「マジ文ラボ」主宰/ビジョンクリエイター/作家。 
早稲田大学卒業後、朝日新聞社入社。名古屋本社編集センター長補佐、大阪本社校閲マネージャー、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。主な著書に『漢字んな話』(共著・三省堂)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』『「なぜ」と「どうして」を押さえて しっかり!まとまった!文章を書く』『間違えやすい日本語』(すばる舎)、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『3行しか書けない人のための文章教室』(朝日新聞出版)など

web用画像前田氏

■日時:2018年6月2日(土)開場13:30 、講演14:00〜16:00

■会場:可喜庵 (鈴木工務店敷地内)東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22
 ※小田急線「鶴川駅」北口徒歩8分 
 ※駐車場はありません
  TEL : 042-735-5771  FAX: 042-735-3323
■参加費 :各回 / 一般2,000円 学生500円(ワンドリンク付)
■地図アクセス:https://www.suzuki-koumuten.co.jp/kakian/access
■定員 :40名(申込制)
■お申し込み :kakian@suzuki-koumuten.co.jp (担当:畑野まで)
①お名前  ②一般/学生の区別(学生は学校名記入) ③当日連絡先(携帯・メールなど) 
①〜③をご記入の上、メールに送信してください。




 !cid_B08F056A607B4F4790D83DA767BC5237@PC33〈可喜くらし〉について

可喜庵は、幕末に宮大工の鈴木喜三郎の隠居小屋として建てられた住居でした。およそ築百五十年、2006年まで代々手を加えながら住み継ぎ、その後、社会文化活動の一環として、芸術・建築を中心に、暮らしの提案や地域や場所の記憶を未来に引き継ぐことを目的に「可喜庵」として運営しています。<可喜くらし>は、住いの素形のような空間で無心に喜びや発見を分け合い「可喜(かき)」の輪を繋げる場を目指しています。一年ごとにテーマを掲げ、芸術・建築に関わる第一線の専門家から徒然なる語りを聞き交流を重ねています。2015年6月に始まり一期『旅とデザイン』、2016年二期『旅の風に吹かれて』、2017年三期「旅のまなざし」、これまでに16名の講師の方にお話を伺いました。今期のテーマは『ありものいかしの旅』といたします。

 

第四期『ありものいかしの旅』 テーマについて                   

「あり」のものとはなんでしょう?「あり」のままのシンプルさ、すぐ既にそこに「ある」もの、この手が「あった」の「アリ」のもの、などなど。ない物ねだりや大量生産大量消費、建築であればスクラップアンドビルドの風潮に逆らい、住まい方や生き方を「生かす」、「活かす」、「イカス」楽しい旅へとお誘いします。

『旅』とは日常から離れることでありながら、『戻る場所』を魅力ある新しさに立ちかえさせるものです。

自然や大いなるものに「ひれふすことと立ちむかうこと」そのふたつの行為のあわい(間)に生まれるものが、人間の生活の知恵、文化、造形であり私たちはその絶対的な「小ささ」をいとおしく感じるのかもしれません。一つ屋根の下に集まり、共に想いを馳せる機会となれば幸いです。(企画協力 高月純子)

 

 

可喜くらし4rd season

『ありものいかしの旅』(全4回)日程

■ 第1回 2018年 6月2日(土) 『記憶をたどることばの旅』

  • 前田 安正(朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長/ことばの場「マジ文ラボ」主宰/ビジョンクリエイター/作家)

■ 第2回 2018年 9月8日(土)  『スェーデンのデザインと日本のデザイン(仮題)』

  • 藤川 征輝(吉祥寺 モノギャラリー オーナー/元・天童木工 工業デザイナー)
  • エルヴィーラ・ヴィクストローム(テキスタイルデザイナー)

■ 第3回 2018年 12月8日(土) 『aki’s STOCKTAKING / off line / AGAIN − 玩具、そして建築 − 』

  • 秋山 東一(建築家/LANDship主催/NPO法人BE-WORKS主宰)

*計3日間の鉄道模型の運転会を行います。12月7日(金)設営開通、12月8日(土)鑑賞会と講演、12月9日(土)撤収予定です。詳細の時間はHPにて11月初旬頃に掲載いたします。ご参照ください。

■ 第4回 2019年 3月2日(土) 『風土と色彩の旅(仮題)』

  • 日原 もとこ(東北芸術大学名誉教授/風土・色彩文化研究所主宰/アジア文化造形学会会長)

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