町田市真光寺
緑を借景 分譲住宅地に見つけた眺めの良いロケーションを生かす@町田市
- 家族構成:夫婦
- 一世帯
- 平坦地
所在地:町田市真光寺、竣工:2023年6月、構造:木造2階建、敷地面積:137.45㎡、延床面積:93.66㎡
設計のポイント
変形地を生かし、眺望を得る土地選びとプランニング
8区画の分譲地のうち東端の変形地に家を建てています。北、東の隣接地は1階分ほど下がっていて、北方向には森を眺める丘があり、設計視点では好条件も、変形地のため割安でした。
施主は、「パンづくり」「音楽、映画鑑賞」、「リラックス」「疲れを癒せる空間」など、住宅が建ち並ぶ分譲地でも、人の目を気にせずくつろげる空間を求めました。そこで、北東南西に長い敷地で2階リビングの家を提案。北東と南西に設けた大開口から森へと視線が導かれ、風が抜け、2階勾配天井のリズミカルな登り梁が空間に動きを添えます。
1階外壁はモルタと杉板張りです。植栽を施した前庭から、路地のようなアプローチを通って玄関へ。8軒の新築住宅の中に、自然素材の経年変化を味わえる、ZEHの家が完成しました。(鈴木)