町田市玉川学園
自然にくらす
- 家族構成:夫婦+子供2人
- 一世帯
- 旗竿敷地
所在地:町田市玉川学園、竣工:2020年8月、構造:木造2階建、延床面積:91.91㎡、敷地面積:400.98㎡(畑含む)
設計のポイント
自給自足を目指して
玉川学園では多くの家をつくっています。今回の計画地は、2001年に建築した家の続き地と知り驚きました。広めの敷地は二段構成で、上段に家を建て、下段では畑作をされるそうです。
オーナーには家づくりにこだわりがありました。将来、光発電と蓄電池を設置しオフ・グリッドでエネルギーの自給自足を計画。材料も自然素材を希望し、構造躯体は天然乾燥木材の現しとし、外壁も赤身の杉材に。合板ゼロも目指しました。
玄関、キッチンと仕事部屋は土間続きで、畑からキッチンへ直接土足で上がれます。その他、仕事部屋・書斎を作り日常空間と分離。1階リビングは段差を設けて空間に変化を作っていますし、2階は寝室や水回りに加え、南東角に畳1枚半の瞑想室がある変化に富む家です。(鈴木)